活動報告

【バルコニストおすすめホテル】瀬戸内海に浮かぶアートなホテル「直島 ベネッセハウス」〜五感が研ぎ澄まされる非日常のロケーション

日本バルコニスト協会代表理事:山本牧子

本日ご紹介するのは、「アートな島」で知られる香川県の直島にあるベネッセハウス。「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館したベネッセハウスは、瀬戸内芸術祭や瀬戸内が有名になる核を作ったホテルです。安藤忠雄さんが設計したことでも有名ですね。

アート作品が楽しめる客室のバルコニー

私が訪れたのは秋のある日。岡山出張があったので、以前から行きたかった美術館とホテルが一体となったこのホテルに宿泊してみたくて、仕事仲間でありバルコニスト協会会員の大谷仁美さんと前日の日曜日に直島入りして「ブレジャー」(ビジネストリップの前後にレジャーを入れること)を楽しみました。

直島は小さな島だと思っていましたが、半日では周り切れないほど島の至る所に芸術作品があり、まるで島全体が美術館のよう。

直島ベネッセハウスは、そのコンセプト通り、自然、芸術、文化、食が詰まっていて「五感が研ぎ澄まされる」という表現がぴったりのホテルです。

「ミュージアム」「オーバル」「パーク」「ビーチ」と4つの宿泊棟がありますが、今回はバルコニー付きのパークスイートに滞在しました。ゲストルームのバルコニーから、芝生に点在するアート作品が見え、その向こうには瀬戸内の優しい海と青い空。コーヒーをいただきながら深呼吸するととても気持ち良い空間です。

ミュージアムカフェでトワイライトシャンパン

ホテル内にある「ベネッセハウス美術館」では17時からツアーがあります。その前に・・・ミュージアムカフェのテラスで夕日を見ながらお約束のシャンパンタイム。オレンジ色に染まり刻一刻と変わるトワイライトの景色を楽しむ素晴らしい時間。

目の前で繰り広げられるサンセットシアター

至福のシャンパンタイム。最高の「ブレジャー」になりました。

朝食は瀬戸内海に面したテラスレストランで

翌朝は、あの有名な海辺にある草間弥生の黄色いカボチャを見て新鮮な空気を味わいながらウォーキング。

軽く身体を動かしたあとは『テラスレストラン海の星』へ。瀬戸内海に面した大きな窓と高い天井が特徴の解放感あるレストランで、その名前の通り、テラスがあまりにも心地良く、まるで外国の写真を切り取ったよう。

迷わずテラス席を希望して、ホテル一押しのブレックファーストをいただきました。朝日を浴びながらいただくテラスレストランの朝食は格別。

瀬戸内海を眺めながら楽しむ彩り豊かな朝食。ホスピタリティにも大満足!

おすすめポイント

穏やかで温暖な瀬戸内は海の表面の煌めく光が美しい!夕日の中で見る多島美の美しさは日本国内でも屈指の優美な景色。そんな景色を眺めながらのテラスシャンパンや朝食は非日常感を味わえる至福の時です。朝食は、彩豊かなフルブレックファーストで大満足。

ジュース、ヨーグルト、サラダ、グリル野菜、お好みの卵料理、デニッシュ・パン。東京のパレスホテルがオペレーションをしていることもあり、ホスピタリティはとても成熟していました。

また聞くところによると直島で働きたいという人が直島に集まってきているそうです。そのためか、ベネッセハウスで働いている人は、とても楽しんで働いているように見えました。例えば、フランス語ができる人がフランス人のお客様にフランス語でサービスをする様子は驚きました。とてもクオリティが高く意欲的なスタッフが多いと感じました。

瀬戸内の地産地消にこだわった食材も、景色も全てが素晴らしく、ぜひまた訪れたいと思います。

【直島ベネッセハウス】
住所: 〒761-3110 香川県 香川郡直島町琴弾地
TEL: 087-892-3223
https://www.benesse-artsite.jp/stay/

 

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