コロナ禍で気づいた、バルコニーの素晴らしさ
コロナ禍で、リモートワーク中心の生活となり自宅に篭る生活が始まりました。
外食が主流だった私の生活は三食自炊へと変化しました。
東京の狭いマンションのお部屋で一日中過ごすと息が詰まりそう。
もっとお部屋が広ければ良かったのに・・・と初めは考えていましたが
それはすぐに叶う事ではありません。無い物ねだりですね。
そんな中、ふと小さなバルコニーの存在に気づきました。
当たり前にありすぎてこの非日常の空間に今まで目を向けていなかったのです。
2020年4月19日、全く使っていなかったバルコニーを掃除し
紫陽花やジェラニューム、人工芝を買い、即席でバルコニーをアレンジしてみました。
夕方スパークリングワインを飲んでみたら、なんと気持ちが良いのでしょう。
ある物の良い部分に目を向ける
視点を変える事で、生活にふっと爽やかな空気が入ってくるのを肌で感じました。
朝、コーヒーをいただきながらバルコニーで過ごすと、
お部屋の中よりもクリエイティブになることに気づきました。
コロナ禍という逆境の中でも、物の見方やマインドセットを変える事で
その中に喜びを見いだし、新しい価値を発見することができます。
緊急事態宣言解除以降は、三密にならないように、近くに住む友人たちを我が家に呼び、
バルコニーで食事をし、語らい始めました。Face to Faceで人と向きあうと
語らいの中にインスピレーションがあり、そこに新しいアイディアが生まれることも実感しました。
人生100年時代の今、共に学び、仕事だけでなく人生を楽しみ、笑顔がいっぱいの
心豊かなライフスタイルを目指す方々がつながり、
結果的に共生していけるコミュニティになればと願っております。
一般社団法人日本バルコニスト協会
代表理事 山本 牧子